島ごとに違ってくる風景や楽しみ方
沖縄本島よりもさらに南に400キロに位置するのが八重山諸島。その中心となるのが石垣島で、ここの離島ターミナルからは周囲に点在する大小の離島に定期船で渡る事ができます。それぞれの島ごとに風景や楽しめるアクティビティが違うので、是非とも八重山へ行ったらなら離島めぐりをしたいところです。石垣島から一番近い離島が竹富島で、船で約10分なのでラクラク日帰りができます。沖縄の原風景とも呼べる、石垣で囲まれた赤瓦の古民家と白砂の道はどこか懐かしさを感じさせてくれます。周囲約9キロの小さな島なのでサイクリングや水牛車でのんびりと周るのに適しています。真っ白な砂浜が美しいコンドイビーチ、夕日の絶景ポイントである西桟橋など、見どころの観光スポットも多くあります。オシャレなパーラーやカフェなども多いので、観光疲れしたら南国スイーツなどでちょっと休憩しましょう。

日本離れした風景のある島々
石垣島から船で約50分にあるのが西表島です。周囲は約130キロで沖縄本島に次いで大きな島です。全島をジャングルに覆われ、原始の島を思わせる風景は、これならイリオモテヤマネコも潜んでいるだろうと誰でも納得するところです。島の中を流れる河川には日本では珍しいマングローブ林などもあり、とにかく日本離れしたスケールのある島です。西表島ではカヌーやトレッキング、遊覧船によるジャングルクルーズ、シュノーケリングなど、海と山の様々なアクティビティが楽しめます。石垣島から船で約60分にあるのが日本最南端の有人島が波照間島です。八重山諸島ではどこの島でも美しい星空が眺められますが、その中でもこの波照間島の星空の美しさは群を抜いています。その理由は星の見え方を妨げる偏西風の影響がこの島だけ少ない事にあると言われています。日本一と評判のニシ浜ビーチなどもあり、星空観察を楽しむために是非とも一泊したい島です。